人気YouTuberであり、ネット上の「内部告発窓口」として知られるコレコレ氏が、突如SNS上で「芸能事務所からの圧力があった」と訴え、大きな波紋を呼んでいます。
今回の件では、ある女性から「超有名芸能人による被害」を相談されたことをきっかけに、当該タレント側の所属事務所がコレコレ氏に働きかけを行い、さらに女性本人が“脅迫容疑”で逆に捜査対象になるという、非常に複雑かつ不穏な展開が報じられています。
この記事では、コレコレ氏の発信をもとに、問題となっている芸能人とその事務所の正体、さらに背後にある構造的な問題までを掘り下げていきます。
■ 告発系配信者・コレコレとはどんな人物?
コレコレ氏は十数年にわたり、ネット上の不正やスキャンダルを独自の視点から取り上げ、暴露や報道を行ってきた人物です。登録者数200万人超を誇るYouTubeチャンネルでは、芸能人・インフルエンサー・一般人を問わず、多くの問題を取り上げています。
たとえば、
- YouTuber「てんちむ」さんのナイトブラ商品トラブル
- ワタナベマホト氏の未成年トラブル暴露
など、実際に社会的影響を及ぼしたケースも少なくありません。
今回の一件も、ただの“噂”ではなく、コレコレ氏が実際に相談を受け、慎重な検証の上で情報発信している点が特徴です。
■ 何が起こったのか?9月4日の投稿がすべての発端
2025年9月4日、コレコレ氏はX(旧Twitter)にて、以下のような趣旨の投稿を行いました:
- 女性から「超大物芸能人による被害」を相談された
- その女性が“暴露する”と加害者側に伝えた結果、脅迫罪の対象となった
- 芸能人側の事務所がコレコレ氏に“圧力”をかけてきた
- 事態の危険性から、アカウントを非公開(鍵付き)にする判断をした
この投稿が拡散されるや否や、「一体誰なのか?」という推測が一気に広がり、X上のトレンドを席巻する事態に。被害者よりも加害者側の立場が強い“力関係の逆転”も注目されました。
■ 被害者が“加害者扱い”される構図の恐ろしさ
通常、被害を受けた側が声を上げることは正当な行為として受け止められるべきですが、今回のケースでは、暴露の予告が「脅迫」と解釈されてしまったことで、被害者側が刑事事件の当事者になってしまいました。
この逆転構図は、過去の芸能界スキャンダルにおいても時折見られる現象です。力のある芸能人やその事務所が、法的措置やメディア圧力を駆使して事態を抑え込もうとするケースは、過去にも少なからず存在しています。
■ 圧力をかけた“超大物芸能人”とは誰なのか?
現時点で、コレコレ氏はこの芸能人の名前を明かしていません。
しかし、SNSユーザーの考察や、コレコレ氏の過去の言動などから、いくつかの共通点が浮かび上がってきています。
▼ 特徴として挙げられている条件
- 全国的な知名度を持つ
- 大手プロダクションに所属
- 被害者との接点が過去にあった可能性
- 事務所が法務部などを通じて介入できる体制
ネット上では俳優や歌手、バラエティタレントなど様々な名前が取り沙汰されてはいますが、どれも公式な証拠はなく、あくまで憶測の域を出ていません。
■ 所属事務所が仕掛けた“圧力”の中身とは?
コレコレ氏が「圧力」と表現した手段は具体的にどのようなものだったのでしょうか?
考えられる可能性としては以下の通りです:
- SNSプラットフォームへの通報や凍結申請
→ XやYouTubeなどに対し、コンテンツポリシー違反として報告 - 法的措置の警告
→ 名誉毀損や業務妨害として訴える構えを見せる - 共通のスポンサーへの働きかけ
→ コレコレ氏側の広告主にプレッシャーを与える - メディア制限(取材拒否、情報提供停止)
→ 他の媒体に対しても同様の“取材制限”を呼びかける
これらの手段は過去に芸能事務所が用いたとされる典型的な手法であり、仮にそれが事実ならば“情報封じ”の意図は明確です。
■ なぜ鍵アカウント化したのか?コレコレ氏の判断
コレコレ氏がXアカウントを**非公開(鍵付き)**にしたのは、単なる防御ではなく、“被害者保護”と“自衛”の観点からの判断と見られています。
鍵付きにすることで:
- 被害者の情報拡散リスクを最小限に
- 自身の投稿が第三者に歪められることを防止
- 攻撃的なDMや通報を回避
といった対策が可能になるため、騒動の拡大を避ける意図が強く感じられます。
■ SNS上の反応|憶測と疑念が飛び交う中で
ネットユーザーの反応はさまざまです。
肯定的な声:
- 「コレコレさん、よくぞ声を上げた」
- 「これが事実なら、芸能界の闇は相当深い」
- 「被害者が守られない社会はおかしい」
懐疑的な声:
- 「誰か分からないと判断できない」
- 「圧力って具体的に何?」
- 「話題作りでは?」
また、「ジャニーズ問題と構図が似ている」との指摘もあり、タレント・事務所・メディアの三角関係に疑念を抱く人も増えているようです。
■ 実名公表の可能性は?今後の動向に注目
過去の実績から見て、コレコレ氏は確証がある場合、YouTubeの生配信や動画で実名告発を行う可能性があります。
ただし、今回は本人にも被害者にも法的・社会的リスクが高いとされ、慎重な判断が求められている段階。
今後のポイントとしては:
- 被害女性が告発に踏み切るか
- 新たな証拠や証言が出てくるか
- 事務所側が対応を変えるか
これら次第で、状況は大きく動く可能性を秘めています。
■ 結論|“声を上げる側”が守られる社会へ
この事件を通して浮き彫りになったのは、「力を持つ側」が“暴露”を力で抑え込もうとする芸能界の構造です。
しかし、SNSの普及とともに、隠されていた真実が表に出る機会は増えています。今回のように、影響力のある個人が「声なき声」に耳を傾ける動きは、閉鎖的だった芸能業界に新たな風を吹き込むきっかけとなるかもしれません。
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