東洋大学陸上競技部に所属し、近年その名が広まりつつある注目の長距離ランナー、松井海斗(まつい かいと)選手。持ち前のスピードと粘りを武器に、トラックレースから駅伝まで幅広く活躍しており、次代のエース候補として期待が集まっています。
この記事では、彼のプロフィールをはじめ、出身中学・高校での競技歴、大学での躍進、日々のトレーニング方法、そして将来性についても掘り下げて紹介します。
■ 松井海斗選手の基本プロフィール
まずは彼のプロフィールを一覧でご紹介しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 松井 海斗(まつい かいと) |
| 生年 | 2005年度生まれ(2026年時点で20歳前後) |
| 身長 | 約165cm |
| 出身地 | 埼玉県 |
| 所属 | 東洋大学 総合情報学部 |
| 登録陸協 | 埼玉陸協 |
| 専門種目 | 長距離(1500m〜10000m)、駅伝 |
スピードとスタミナを兼ね備え、レース終盤の爆発的なスパートが特徴です。集団走から単独走まで対応できる柔軟さもあり、将来が非常に楽しみな存在です。
■ 出身中学:毛呂山町立毛呂山中学校
陸上競技との出会いは中学時代。松井選手は埼玉県の毛呂山中学校に通っていた頃からランニングに取り組み始めました。
当初は体調管理に苦労することもあり、とくに中学3年時には貧血の影響で1年間競技を離れるという時期もありました。しかしこの経験が彼にとって転機となり、体調管理や栄養バランスに配慮するようになったことで、基礎体力の向上とともに競技復帰を果たします。
才能が開花したのはむしろその後。高校進学を機に本格的に陸上への道を歩み始めることになります。
■ 高校は名門・埼玉栄高等学校
全国屈指のスポーツ強豪校、埼玉栄高校へと進学。ここで松井選手は一気にその実力を開花させます。
● 高校時代の主な記録と実績
- 高校1年:1500mで3分59秒台を記録し、県大会優勝
- 高校2年:5000mで14分14秒台をマークし、全国大会でも注目を集める
- インターハイ1500mでは準優勝(3分50秒97)
- 全国高校駅伝2022:優勝メンバー
- 全国高校駅伝2023:チーム2位に貢献
1500mから5000mまで幅広い種目で安定した成績を収めており、駅伝ではエース区間でも通用する力を持っていました。
■ 東洋大学での競技歴と成長
高校卒業後は、東洋大学へと進学。現在は2年生として大学陸上の中心選手の一人に数えられています。
大学入学後はさらなる飛躍を見せており、主に5000mと10000mを主戦場としています。
● 主な大学成績(2024〜2025年度)
| 年度 | 種目・大会 | 記録・成績 |
|---|---|---|
| 2024 | 日本学生陸上 個人選手権 5000m | 優勝(13分44秒59) |
| 2024 | 全日本大学駅伝予選会 関東予選 | 1位(29分25秒69) |
| 2024 | 都道府県対抗駅伝 | 2位(区間19分37秒) |
| 2025 | 日体大記録会 5000m | 1位(14分03秒20) |
| 2025 | 出雲駅伝 | 11位(23分51秒) |
これらの記録からも分かるように、トラックレースでも駅伝でも着実に力を発揮しており、東洋大の中でも核となる存在へと成長を遂げています。
■ トレーニングの考え方と内容
松井選手の強さの裏には、計画的で実戦的なトレーニングの存在があります。基礎を徹底しながらも、質を高めることに重きを置くスタイルが特徴です。
● 主なトレーニングの内容
- 基礎体力作り
フィジカルトレーニングや筋力強化を取り入れ、ケガをしにくい体づくりを重視。特に体幹の安定性を意識しています。 - 長距離走の強化
夏季の合宿などでは30キロ以上のロング走に挑戦。距離への不安を払拭し、マラソンにも繋がるスタミナを獲得中です。 - アップダウンを利用したポイント練習
高低差のあるコースでの実践形式のトレーニングを通して、レースでの対応力を身につけています。 - 調整力の向上
試合前には身体をベストな状態に持っていくための微調整に力を入れており、コンディショニングにも高い意識を持っています。
● トレーニングの成果
トレーニングの成果は記録にしっかりと現れており、特に5000mでは自己ベストを大会で更新するなど、順調に成長曲線を描いています。
■ 松井海斗選手の特徴と強み
松井選手の競技スタイルには以下のような特徴があります。
- 後半型のスパート型ランナー
序盤は集団の中でじっと様子を見つつ、終盤で一気に抜き去る粘り強さが最大の武器です。 - プレッシャーに強い
全国レベルの大会や駅伝での実績があるため、大舞台でも緊張せず、自分の力を発揮できる冷静さを持っています。 - 万能性の高さ
1500mから10000mまで幅広い距離で戦える対応力があり、今後はハーフマラソンやフルマラソンへの適性も期待されています。
■ 今後の注目ポイントと展望
大学2年生という若さでここまでの成績を残している松井選手。今後のキャリアで注目される点は以下のとおりです。
- 箱根駅伝での活躍
チームに勢いを与える1区や、勝負のカギを握る3区などでの起用が予想されており、どの区間でも結果を出せる柔軟性が魅力です。 - 日本選手権・U20/U23代表入り
日本陸連主催の公式大会での代表入りも視野に入ってきており、国際経験を積むことでさらに飛躍が見込まれます。 - 実業団進路への布石
このまま順調に記録を伸ばしていけば、将来的には実業団チームからのスカウトも十分考えられます。将来のマラソン界のスター候補となる可能性も高いです。
■ まとめ:東洋の星から、全国のスターへ
中学時代に一度競技を離れるという苦労を経験しながらも、根気強く努力を重ね、名門・東洋大学で頭角を現してきた松井海斗選手。
彼の走りには、「自分の力を信じて勝負する」という覚悟がにじんでおり、その姿勢は多くのファンに感動を与えています。
今後の箱根駅伝やトラックレースでも、彼の存在が注目されることは間違いありません。将来の日本長距離界を背負う一人として、松井選手のさらなる飛躍に期待が集まります。

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