2025年世界陸上で日本代表として脚光を浴びている若手アスリート・**齋藤みう(さいとう・みう)**さん。
女子3000m障害という過酷な種目に挑み続ける彼女は、今や国内トップクラスの実力を誇る存在として注目されています。
本記事では、齋藤みう選手のプロフィール、陸上選手としての歩み、出身中学・高校・大学などの学歴、SNS情報や人柄までを幅広くご紹介。
どのような道のりを経て現在のポジションに到達したのか、その魅力に迫ります。
齋藤みう プロフィール|現在の所属や実績も
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 齋藤 みう(さいとう みう) |
生年月日 | 2002年6月22日 |
出身地 | 静岡県駿東郡清水町 |
所属 | パナソニック女子陸上部(2025年〜) |
専門種目 | 3000m障害・5000m・駅伝 |
自己ベスト | 9分38秒16(2025年アジア選手権) |
主な実績 | アジア選手権4位、世界陸上代表、大学インカレ優勝ほか |
SNS | Instagram(@31umiu) |
中学時代|陸上とバスケの二刀流!800mで全国制覇
齋藤選手のスポーツ人生は小学生時代にスタート。
当初はバスケットボールに情熱を注ぎ、中学時代も陸上部とバスケ部の“掛け持ち”という珍しい活動スタイルで競技に取り組んでいました。
特に中1のときに出場したジュニアオリンピック(800m・Cクラス)で全国優勝を果たし、周囲の注目を集めます。
さらに2年連続で全国中学校駅伝大会にも出場。実力派の長距離ランナーとして実績を重ねました。
この頃から、スピードとスタミナを兼ね備えた選手として将来が期待されていたようです。
高校時代|静岡県立伊豆中央高校で3000m障害に挑戦
中学を卒業後は、地元の公立進学校である静岡県立伊豆中央高校に進学。学業との両立を大切にしつつ、本格的に陸上競技に打ち込み始めます。
この時期に初めて挑戦したのが現在の主力種目である3000m障害です。
高校時代のポイント
- 長距離だけでなく障害種目にも挑戦
- 「水濠を跳ぶ感覚」が得意と感じたのがこの時期
- 高校大会での大きなタイトルはなかったが、基礎体力と技術力が着実に向上
水濠越えや障害物突破といった、他の競技にはない技術が要求されるこの種目に強く惹かれたという齋藤さん。
まだ実績こそ少なかったものの、この時期に磨いた“地力”が、後の飛躍に繋がっていきます。
大学時代|日体大で才能が一気に開花!
高校卒業後、彼女は長距離競技の名門・日本体育大学 体育学部へ進学。
全国からトップレベルの選手が集う環境のなかで、技術・体力・戦術すべてを磨き上げていきます。
日体大での主な戦績
- 2022年(大学2年):インカレ優勝(3000m障害)
- 2024年:関東インカレ優勝&兵庫リレーカーニバル大会新記録樹立
- 駅伝では富士山女子駅伝や全日本大学女子駅伝に出場、区間賞も獲得
当初は他の強豪選手に押される場面もありましたが、持ち前の粘り強さでトレーニングを重ね、学年が上がるにつれて全国トップクラスの実力に成長。
とくに3000m障害では、水濠越えの技術や後半のスタミナで他選手と差をつける走りが高く評価されています。
社会人としての挑戦|パナソニック入社後すぐに世界陸上へ
2025年春、日本体育大学を卒業した齋藤みうさんは、実業団の名門チームパナソニック女子陸上部へ加入。
入部からわずか数か月後には世界陸上の日本代表に選出され、初の大舞台に臨みました。
社会人1年目の快進撃
- 世界陸上代表に抜擢(2025年)
- アジア陸上選手権では日本歴代8位となる記録をマーク(9分38秒16)
- パナソニックでも主力として期待される存在に
大学で培った経験を活かし、早くも実業団の舞台で頭角を現しています。
齋藤みうの人柄|努力家で謙虚な“信頼される存在”
競技面での強さだけでなく、人間性の面でも高い評価を受けている齋藤みうさん。
真面目で努力を惜しまず、仲間や指導者への感謝の気持ちを忘れない性格が、多くのファンや関係者の心を掴んでいます。
SNS(Instagram)では試合の振り返りや、日々のトレーニング風景を投稿。
競技にかける真摯な姿勢が伝わってくる内容ばかりで、競技者としてだけでなく「応援したくなる人柄」としても魅力を放っています。
学歴まとめ|中学〜大学まで一貫して競技に向き合った軌跡
区分 | 学校名 |
---|---|
中学校 | 清水町立清水中学校 |
高校 | 静岡県立伊豆中央高校 |
大学 | 日本体育大学 体育学部 |
長距離走者としての素質を早くから発揮していた齋藤さんですが、そこに至るまでには地道な努力と失敗の積み重ねがありました。
中学・高校・大学と、環境に合わせて着実にステップアップし、競技者として成長していった軌跡が見てとれます。
今後の展望|オリンピックや国際大会でのさらなる活躍に期待!
世界陸上という大舞台で一躍有名になった齋藤みうさん。次に目指すのはやはり、オリンピック出場と入賞でしょう。
特に女子3000m障害という競技は、まだまだ国内での歴史が浅く、彼女のような新星の登場は競技全体の注目度を高める大きな存在価値があります。
これからも新たな記録更新や、国際舞台での快走を見せてくれることを多くの陸上ファンが期待しています。
まとめ
今回は、注目の陸上選手・齋藤みうさんについて、これまでの学歴や経歴、競技成績や人物像まで詳しく解説しました。
- 小中時代から全国大会で活躍
- 高校では3000m障害に取り組み始める
- 大学(日体大)で一気に才能開花
- 実業団(パナソニック)加入後すぐに世界大会出場
まさに「努力型アスリート」として、これからの陸上界を担う存在になること間違いなしの齋藤みう選手。今後のさらなる飛躍に期待が集まります。
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