2026年元旦に放送された『ぐるナイ おもしろ荘』にて、一際異彩を放った芸人ユニットが登場しました。その名は井原パラダイス。名前からしてユニークなこのグループは、従来のコンビ芸人とはまったく違う個性を武器に、わずか数ヶ月の芸歴で大舞台に立ちました。
「この人たち、誰?」「コンビじゃないの?」と気になった視聴者も多いはず。今回は、彼らのプロフィール、学歴、そして爆笑を巻き起こした経緯を徹底解説していきます。
■ 井原パラダイスとは?異色すぎる4人組ユニット
井原パラダイスは、2024年9月11日に誕生した吉本興業所属の多人数お笑いユニット。通常の漫才コンビやトリオとは一線を画し、年齢も経歴もバラバラな4人によって構成されています。
【メンバー一覧】
- 井原やまじ:ツッコミ担当/若手の司令塔
- 暁ひずる:クール系ボケ担当/SNSやYouTubeでも話題
- まみこあ:陰キャ系おかんボケ/最年長メンバー
- 宮山典大(ノリ・C・ノリ):ツッコミ志望だがボケも光る
彼らは**「神保町よしもと漫才劇場」**を拠点に活動。年齢の幅はなんと22歳〜56歳という驚きの構成で、そのジェネレーションギャップすら笑いに変える新しいスタイルが注目されています。
■ ユニット結成のきっかけは「涙のリベンジ計画」
この4人が出会ったのは、NSC(吉本の養成所)の東京・大阪合同合宿がきっかけ。
もともと、井原やまじさんとまみこあさんはNSC大阪47期の同期。しかし、年齢は実に親子ほど離れており、まみこあさんは55歳で養成所に入学した遅咲きの芸人でした。
M-1グランプリ2024での敗退時、悔し涙を流したまみこあさんを見た井原やまじさんが、「この人を勝たせたい」と奮起し、新ユニット結成を決意。東京の同期、暁ひずるさんと宮山典大さんをスカウトし、“異色の4人組”が誕生しました。
わずか1日でネタを作り、睡眠も取らずに朝まで練習。合宿内の即席ライブで優勝を勝ち取ったという、まさに青春ドラマのような結成ストーリーです。
■ 各メンバーのプロフィール詳細
① 井原やまじ(いはら やまじ)
- 年齢:22歳
- 出身:非公開
- 所属:NSC大阪47期
- 本業コンビ:「アメリカの州」
- 役割:ツッコミ/構成/進行
「井原パラダイス」は彼にとって副業という位置づけながら、その冷静な進行力と的確なツッコミが、混沌とした舞台に安定感を与えています。
② まみこあ
- 年齢:56歳(芸人歴1年目)
- 所属:NSC大阪47期
- 担当:ボケ
- 特徴:YouTubeチャンネル運営、R-1グランプリ2025では2回戦進出
陰キャなおかんキャラを全面に出した芸風で、シュールなセリフやゆるい動きが武器。
③ 暁ひずる(あかつき ひずる)
- 年齢:非公開(見た目は20代後半〜30代前半?)
- 所属:NSC東京30期
- 担当:ボケ・ヴィジュアル担当
- 趣味:プロレス・宝塚
- 活動:YouTube「暁ひずるチャンネル」運営
モデルのようなルックスで、舞台上ではクールな佇まいを崩さない…かと思いきや、バカバカしいネタで崩れ落ちる姿がギャップでウケています。
④ 宮山典大(みやま のりひろ)別名:ノリ・C・ノリ
- 所属:NSC東京30期
- 担当:ボケ
- Xアカウント:「ノリ・C・ノリ(芸人)」
- 特徴:「おばさんみたいなおじさん」と形容される独特な存在感
大喜利好きで、ツッコミ志望でありながら、舞台では見事にボケに徹している柔軟さも魅力。
■ 学歴は非公開も…「知性を感じる」と話題に
暁ひずるさんに関しては大学や高校名などは明らかにされていません。しかし、舞台上での言葉選びや立ち居振る舞いから、「有名私立大学出身では?」との憶測も。
また、他のメンバーについても正式な学歴情報は少ないものの、全員が吉本NSCに入学しており、表現力を磨くための強い意志を感じさせる共通点があります。
学歴よりも「人生経験」が笑いに昇華されていることが、井原パラダイスの魅力の一部と言えるでしょう。
■ 『おもしろ荘2026』でのインパクトと反響
2026年元旦に放送された『ぐるナイ おもしろ荘』では、総エントリー1052組の中から最終選出された12組のうちの1組として登場。
そのネタでは、暁ひずるさんの“高貴な美貌”と中身のギャップが炸裂し、他の3人が奇想天外な動きで舞台をカオスに染めるという展開に。
- ゲストの天海祐希さんや高橋文哉さんも大爆笑
- あのちゃんからは「未知の生物を見ている気分」と絶賛
- SNS上でも「誰!?」「クセ強すぎて好き」と話題沸騰
これをきっかけに、YouTubeやXで検索する人が急増。ファン層が爆発的に拡大中です。
■ ネタスタイルは“逆転構図”がカギ
井原パラダイスのネタには、「若手が年長者をツッコむ」というユニークな構図が根底にあります。
これまでの芸人界では「年功序列」や「上下関係」が強く意識されてきましたが、彼らはその逆を行く存在。若手の井原やまじさんが、年上3人を相手にテンポよく回す姿は、既成概念を打ち壊す爽快さがあります。
そして、それぞれのメンバーが「別の世界線から来たかのようなキャラ」であるため、毎回どんな展開になるか読めないのも魅力。
■ 今後の展望は?「副業」が本業になる日は近い?
当初は「副業ユニット」として始まった井原パラダイスですが、もはやその人気ぶりは本業顔負け。
今後は
- 単独ライブの開催
- 全国ツアー
- テレビ出演の増加
- SNSコンテンツ強化(YouTubeなど)
といった展開が予想されており、2026年の“カレンダーを埋め尽くす芸人”になるのは時間の問題かもしれません。
■ まとめ|井原パラダイスは令和の新たな“お笑い現象”
いかがでしたか?
井原パラダイスは、
- 年齢もスタイルもバラバラの4人が
- 偶然と情熱によって結成され
- わずか数ヶ月でおもしろ荘に抜擢
- 「副業」のつもりが一躍人気者に!
という、まさに「令和時代の奇跡」と言えるお笑いユニットです。
その笑いの源泉には、**“違いを認め合う個性の融合”**があります。今後の飛躍から目が離せません!

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